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2020年11月10日 コース沿道魅力探訪 「コース沿道 魅力探訪」⑧ 「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」~元興寺とならまちの町並み~
コース沿道魅力探訪⑧
「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」
今回の探訪は、【元興寺とならまちの町並み】をご紹介します。
今回の探訪は、奈良マラソンが開催される奈良の旧市街地であるならまちと元興寺をご紹介します。
ならまちは世界遺産である元興寺の旧境内を中心とする地域を指しています。
元興寺の歴史は古く、日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が平城遷都(710年)にともなって、蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、この地に新築移転されました。
ならまちは平城京への遷都以来まちづくりがはじまり、南都と呼ばれる社寺のまちから商業のまちへ、商業のまちから観光のまちへと様々な時代背景の中で盛衰を繰り返してきたまちでもあります。
現在、江戸時代の末期から明治時代にかけての町屋の面影を今に伝えるならまちには、訪れる人々がやすらぎや懐かしさを感じられる風情があります。
〇 元興寺「南都七大寺の一つ」境内
東門(重要文化財)
世界遺産登録の石碑
極楽坊本堂 (国宝)
日本最古の瓦が現存して葺かれている屋根。
所々に白っぽい瓦や赤茶色の瓦があります。
これは飛鳥時代の古瓦です。
浮図田(石仏・石塔群)と元興寺禅室(国宝)
「極楽坊本堂」・「禅室」の建物は、鎌倉時代に「僧坊」を改築する形で建設され、部材や屋根瓦の一部に飛鳥時代・奈良時代のものが使用されており壮大な歴史を今に伝えています。
かえる石
元興寺のかえる石は大阪城の敷地に長らく置かれておりましたが、昭和中期以降に元興寺の境内に置かれ、現在は「福かえる」「無事かえる」など幸運をもたらす石としてお祀りされています。
ランナーの皆さんも、ゴールの鴻ノ池に無事帰ってこられるよう祈願されてはいかがでしょうか。
〇ならまちの町並み
江戸時代の町屋を再現したならまち格子の家
わらべうたの館 奈良市音声館
ならまちの中を縦横に通る狭い道沿いには、古い民家や町屋が並び、木の「格子」が特徴的な落ち着いた雰囲気の町並みです。
奈良町資料館
ならまちを散策していると、珍しくかわいいものを目にします。
町屋などの軒先にぶら下がっている、「くるん」と丸まった赤いもの。
これが「身代わり申(猿)」 災いを代わりに受けてくれると言い伝えられています。
庚申堂
ならまち界隈では、庚申堂を中心に古くから庚申信仰があり、申(猿)が神のお使いとされ、この身代わり申を軒先にぶら下げるのは、「災いが家に入り込まないように」という願いが込められています。
江戸時代以降の町屋が数多く建ち並ぶならまちには、造り酒屋、蚊帳や薬屋などの老舗に加え、近年では町屋を利用した洒落たカフェやおしゃれな雑貨店なども並ぶようになり、新しい観光スポットになっています。
奈良マラソンと一緒に、ならまちの新旧の魅力も楽しんでみてはいかがでしょうか。
2020年11月06日 イベント情報 パネル展示しています
毎年各所でパネル展を巡回していましたが、今年は大会中止の為、パネル展示をしてきてませんでしたが 、11月6日~18日まで南都銀行本店にてパネル展示をしています
。
先日の「トップアスリート講演会」でも展示しました「第2回短歌コンテスト」の入賞作品のパネルや、12月12日(土)の
1/10奈良マラソンも一部コースが若干空きがあるので、告知をしています。
また、 「KONOIKE2020 応援メッセージ・メッセージボード」も絶賛応募受付中!!です。(抽選で、奈良マラソン10th記念誌や、希少な2020ピンバッジをプレゼント!)
既になかなかの力作や心強いメッセージなどいただいてますので、参加される方はお楽しみに
KONOIKE2020やONLINE2020に参加されない方もパネルを見て、「そういえばいつもならそろそろ奈良マラソンの時期か・・・」なんて思いだしていただければと思います 。
来年は盛大に各所でパネル展示もしていきたいです 。
2020年11月05日 イベント情報 RUNプロジェクト第2弾! スロージョギング®体験会 開催しました!
奈良マラソン ~2020年のRUN~ RUNプロジェクトの第2弾として、 スロージョギング®体験会を天理市役所で開催しました!
スロージョギングは話ができる程度のゆっくりしたスピードで走るため、体の負担が少ない割に運動効果が得られると人気があります。
当日は例年開催している、ランニングクリニックと同じように天理市役所のロビーで座学を行い、その後市役所の広場で実技を行いました。
講師は日本スロージョギング協会の佐藤紀子先生(前列中央)にお越しいただきました。
普段走られてなくて、いきなりランニングはちょっと・・・と思われている方、まずはスロージョギングから始めてみてはいかがでしょうか。
2020年11月04日 イベント情報 トップアスリート講演会 開催しました
10月31日に奈良県コンベンションセンターで、奈良マラソン ~2020年のRUN~「トップアスリート講演会」を開催しました。
4月に開業した奈良県コンベンションセンターのお披露目イベントが延期され、10月31日(土)、11月1日(日)の両日、まちびらきイベントとして開催され、奈良マラソンも「トップアスリート講演会」で参加しました。
講演会には奈良マラソンではおなじみの有森裕子さんと、長野五輪スキージャンプ団体ラージヒルメダリストの齋藤浩哉さんにお越しいただきました。
有森さんと齋藤さんのトークセッションでは「いまをどう駆け抜けるか」というテーマで、コロナ禍の中でどう過ごしてきたか、選手時代のどのような逆境をどう乗り越えてきたかなどを語っていただきました。
(トークセッションは後日大会HPで動画を公開予定です)
先日入賞作品が決定しました、「第2回 短歌コンテスト」の表彰式も開催されました。
「第2回 短歌コンテスト」入賞作品はこちら。
会場では先日決定した「第2回短歌コンテスト」の入賞作品のパネル展示や、過去10回の大会の記念Tシャツ、完走メダルも展示していました。
2020年11月04日 コース沿道魅力探訪 「コース沿道 魅力探訪」⑦ ~天理市 親里大路いちょう並木~
コース沿道魅力探訪⑥
今回の探訪は、【天理市 親里大路いちょう並木天理】をご紹介します。
いちょう並木は、大阪の御堂筋が有名ですが、天理市おやさと大路のいちょう並木も、それに負けず劣らず(それ以上かも)見事なものです。
スタートから約24キロ、布留町交差点を右折して国道25号線を西へ、天理市役所までの約1キロは、樹齢80年を超える、いちょう並木が続いています。植樹されたのは、御堂筋とほぼ同じ時期の1934(昭和9)年だそうです。
この並木は、本来のいちょうの姿(樹幹や樹形というそうです)を活かした剪定をするなど、関係者の努力によって今のような景観になりました。
↑ 歩道橋下の歩道から西へ ↓
北側には、天理教教会本部が見えます
春は鮮やかな若葉色、夏には道の両側から伸びた枝葉が道路の上で重なって「緑のトンネル」となります。歩道を歩けば、ひんやりとした心地よい風が、火照った体をやさしく通り抜け、いつまでもたたずんでいたいような気持にさせてくれます。
そして秋には上も下も黄色一色となり、タイミングが合えば、ふかふかの黄色のじゅうたんの上を歩くことができます。紅葉の時期は、11月中旬から下旬がピークですが、昨年の大会(12月8日)は、例年になく黄色の葉が残る中を走る大会となりました。
↑ 奈良マラソン2019の様子 ↓
撮影ポイントは、天理教本部前の歩道橋からが
ベストポイントだと思います。
このほか、ここから東に10分あまり歩くと、うっそうとした森のなかに、日本最古の神社の一つと言われる「石上(いそのかみ)神宮」があります。ここには、高さ31メートル、幹周り3メートルを超える大いちょうもあります。
また境内には「山の辺の道」も通っており、ここから桜井市方面はハイカーの人気コースとなっています。
天理のフォトジェニックポイントをめぐりながら、楽しい秋の一日にしませんか
?