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【ドクターからのお役立ち情報2】ランナーの皆様にお願いしたいこと

 

【お役立ち情報2】ランナーの皆様にお願いしたいこと [2018.10.3]

                                                                     奈良マラソン救護委員会

 

健康維持のため運動はとても大切であり、ジョギングを日課とする人が増えています。

一方、「フルマラソン」や「ハーフマラソン」大会に参加する人の増加に伴って、マラソン大会で心肺停止となるランナーも増加していることをご存じでしょうか(下図)。

 

 マラソンランナー10万人のうち,心肺停止に至る人数

 

過去の調査結果では、1万人~6万人に1人の割合で心肺停止が起きていることが分かっています。

奈良マラソンでは、14ヵ所の救護所と25チームのAED隊など万全の救護体制を整えており、安全に笑顔でゴールまで走っていただけるよう準備を整えておりますが、不慮の事故を防ぐためには選手の皆様のご協力が不可欠です。

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レース中の心肺停止を防ぐためには2つのポイントがあります。

 

ポイント①

心肺停止に至るもっとも多い原因は「肥大型心筋症」など心臓の筋肉の病気だといわれています。その次に多いのが「虚血性心疾患」いわゆる狭心症などです。

しかし、実はこれらの病気は「事前の検査でわかる」のです!!

 

以下の項目が当てはまる方は、ぜひ病院へ検査を受けに行きましょう!

▸健康診断等で心電図異常を指摘された

▸狭心症と言われたことがある

▸血のつながったご家族様で突然死された方がいる

▸呼吸困難・胸痛・動悸・失神を経験したことがある

 

ポイント②

長距離走で心肺停止になりやすい「場所」も明らかになってきました。

その場所とは・・・「フィニッシュ」付近です。

ではなぜ、フィニッシュ付近で心肺停止となるのでしょうか?

それは「ラストスパート」と関係があるとされています。

心臓に行き渡る酸素と栄養のバランスが崩れると心肺停止になる可能性が高いとされており、無理なスパートがそのような結果を招くと考えられているのです。

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以上をまとめますと、心肺停止を防ぐには・・・

①健康診断等で心電図の異常を指摘されたことがあるランナーは医師の診察を受ける。

②無理なスパートをかけない!

 

マラソンは楽しく、思い出に残る競技です。

事前にしっかりと検査を受け、「満面の笑み」でゴールをしましょう!!

                               

 

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